平素は、日本特殊陶業製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
当社が1987年から2007年にかけて販売しました、クリーニング機能付き「室内型温湿度検出器」および「室内型湿度検出器」(以下「対象品」といいます。)におきまして、電子部品が経年劣化のため過電流が供給されたとき、ヒューズが備わっていない場合、機器の焼損に至る可能性があることが他社から販売した類似の対象品の焼損事故により、2009年に確認されています。
当社が販売しました対象品からは現在のところ焼損事故発生の報告はありませんが、ユーザーの皆さまに安心してご使用いただくために、当社は念のため安全対策をおこなうことを決定し、2010年4月5日に初回の社告を実施しました。
それ以降も当社ウェブサイト、業界紙にてお知らせすると共に、関連販売会社さまを通じてご案内させていただいております。
しかし、まだ安全対策が実施されていない対象品が現存する可能性を考慮し、改めて業界月刊誌へも掲載し、お知らせとお願いをさせていただきます。
建物や設備の保守・保全ご担当者さま、およびご利用者さまにおかれましては、対象品を確認された場合には当社の負担により安全対策を直ちに実施させていただきますので、お手数をお掛けしますが下記窓口までご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
安全対策の実施にあたりましては、対象品が取り付けられている建物等の所有者さま、建物等の保守管理の担当業者さまとお打ち合わせの上安全対策工事を進めさせていただきます。
また、対象品は、10年以上経過しているものも多く、既に更新、廃却等されていることも十分に考えられます。そうした稼動していない情報等のご提供もいただけましたら幸いです。
なお、対象品と同じ外観の製品がありますので、次の方法でご確認いただきますようお願い申し上げます。
(1) 建物等の空調、自動制御関係の図面、配線図で下記品番に該当するか否かをご確認ください。
(2) (1)によらない場合、下記の方法によりご確認をお願いいたします。
<外観による対象製品の見分け方>
製品左上のスリットからのぞくと、内部に白い筒状のセンサが見えます。
大きさ 直径約10㎜×長さ20㎜の白い筒状のセンサがあれば、対象品です。
ケースふたを取り外しての確認については、必ず保守ご担当者さま、保守サービス業者さま、計器取り付け業者さま、計装業者さまに限りおこなわれますようお願いいたします。
