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2017年10月19日
日本特殊陶業株式会社

企業情報

インドで工場を増築 グローバルサプライチェーンの最適化を図る

 日本特殊陶業株式会社(会長兼社長:尾堂真一、本社:名古屋市瑞穂区)は、インドで工場を増築し、自動車用部品の生産能力増強することを決定いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。



 スパークプラグの補修市場における需要の拡大とインド国内の排ガス規制基準がバーラト・ステージVI(BS-6)*へ引き上げられることによる二輪車用酸素センサの需要増加に対応し、このたびインド工場への投資を決定いたしました。また、インド工場の能力増強にあたり、生産拠点の最適化を図っています。

 今回の投資では、既存工場の敷地内の土地に工場を増築し、スパークプラグおよび酸素センサの生産能力の増強を行い、2018年にはスパークプラグの生産能力を現在から倍増にし、また、酸素センサはインドでの生産を新たに開始いたします。

 なお、今回の設備投資の総額は約17億円を見込んでおり、需要拡大に伴い、今後さらなる追加投資も検討してまいります。

 当社は、中期経営計画の中で、インド市場を重要な市場のひとつと位置付けています。今後、市場の成長が見込まれるインド市場において、当社グループのプレゼンスをさらに高め、技術で社会の発展に貢献していきます。



 *バーラト・ステージVI(BS-6)とは
 インドの排気ガス規制基準。現状のBS-4からBS-5の段階を飛ばし、2020年から適用開始となる。規制レベルは欧州のEURO5相当。



■新工場の概要

(1)社名 インド特殊陶業株式会社
(2)所在地 210, JMD Pacific Square, 32nd Mile Stone, Sector 15, NH-8,
Gurugram, Haryana-122001, India
(3)設立 2006年
(4)生産品目 スパークプラグ、二輪車用酸素センサ
(5)建物延床面積 約15,500㎡(既存工場:4,500㎡、増築工場:11,000㎡)
(6)着工 2017年10月
(7)竣工 2019年 12月予定
(8)投資金額 約17億円(建屋・設備)

インド工場(バワール工場)の外観イメージ