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各位
2022年07月29日
日本特殊陶業株式会社
その他
機械工具事業における IMC International Metalworking Companies B.Vとの
資本業務提携に関する基本合意書締結のお知らせ
日本特殊陶業株式会社(社長:川合尊、本社:名古屋市東区)は、IMC International Metalworking Companies B.V(以下、「IMC社」)との間で機械工具事業に関する資本業務提携(以下、「本提携」)を行うことについて具体的な協議を開始する旨の基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本提携では、当社の機械工具事業に関する連結子会社であるNTKカッティングツールズ株式会社に当社の機械工具事業を集約したうえで、出資比率をIMC社51.0%、当社49.0%とすることで合弁会社化し、両社が運営することを検討しております。
1.目的
当社グループでは、2020年4月よりスタートした長期経営計画「2030 長期経営計画 日特BX」において、2030年時点でのありたい姿として、各々の事業が市場成長率を超える事業成長を達成することを目指しております。
機械工具事業においては、1958年にセラミック工具の販売を開始して以来、その領域を広げ、現在は幅広いラインアップで高能率・高精度加工に貢献する商品を世界中のお客様にお届けしており、2030 年に向けては、技術力・競争力・販売力を強化し、収益力の改善を目指しております。
一方で、グローバル市場においては、多種多様な用途に対応した豊富な形状・材質の切削工具を取り揃える総合メーカーがスケールメリットを活かして拡販・収益力の向上を図っております。そうした環境下において、当社グループの機械工具事業が競争力を維持し、さらなる成長を遂げるため、商品ラインアップの増強や収益力の向上を目的とした他社との協業も検討してまいりました。
IMC 社は、多くの機械工具各分野の優良企業を傘下とし、高い技術力と収益性、豊富な商品ラインアップ、そしてグローバルな販売網を持つ国際的な総合機械工具企業グループです。
本提携を通じて、IMC社においては当社の持つ技術力や商品ラインアップを活用した一層の事業規模の拡大、当社においてはIMC社のスケールメリットを活かした調達業務の円滑化、商品ラインアップの増強、生産システム・ノウハウの共有による合理化、顧客ニーズ捕捉の拡大と開発スピードの向上が期待され、より良い製品をお客様にお届けすることが可能になります。
今後、本提携の合意に向けて両者間で誠実に協議を進めてまいります。なお、本合弁会社設立の内容は決まり次第速やかにお知らせいたします。今後、具体的内容を検討する過程で、本件が業績に重要な影響を及ぼすことが明らかとなった場合には、適時開示いたします。
2.本提携の相手先の概要(2022年3月31日時点)
(1)名称 | IMC International Metalworking Companies B.V. |
(2)所在地 | Zwolleweg 6 2803 PS Gouda The Netherlands |
(3)代表者の役職・氏名 | President and Chairman Jacob Harpaz |
(4)事業内容 | 金属加工製品の製造、販売 |
(5)大株主及び持株比率 | Berkshire Hathaway Inc.:100.0% |
3.合弁会社化を予定している当社の連結子会社の概要(2022年3月31日時点)
(1)名称 | NTKカッティングツールズ株式会社 |
(2)所在地 | 愛知県小牧市大字岩崎2808 |
(3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 小出 実 |
(4)事業内容 | 機械工具の製造 |
(5)設立年月日 | 2020年12月21日 |
(6)大株主及び持株比率 | 日本特殊陶業株式会社:100.0% |
※ 所在地、代表者、事業内容及び持株比率は今後の協議を経て決定予定です。