ROLE

スパークプラグの役割

スパークプラグは、
ライターの役割を
果たしています。

自動車などの内燃機関は、ガソリンを燃やして動力を得ますが、ガソリンはそのままでは燃えにくい性質があります。
そこで、電気の力で「火花」を飛ばし、爆発のきっかけを作るのがスパークプラグの役割です。

ROLE OF SPARK PLUGS

エンジンの燃焼サイクルと
「火花の瞬間」

内燃機関エンジンの4サイクルにおける
スパークプラグの出番を解説します。

  1. 吸気
    (吸い込む)

    ガソリンと空気を混ぜた「混合気」をエンジン内部へ。

  2. 圧縮・点火
    (押しつぶす・火をつける)

    爆発しやすいよう、ピストンで混合気をギュッと圧縮。最大圧縮の瞬間、2万~3万Vの電圧で発生させた火花で点火します。

  3. 爆発・膨張
    (力を生み出す)

    点火した混合気が燃焼・膨張し、その力でピストンを押し下げ、エンジンの動力を生み出します。

  4. 排気
    (吐き出す)

    燃えた後のガスを外へ送り出します。

PLUG REQUIREMENTS

スパークプラグに
要求される性能

スパークプラグがさらされる環境は、
想像を絶するほど過酷です。
少しの妥協も許されない、
驚異的な要求性能をクリアしています。

  • 高電圧耐性(絶縁性)

    スパークプラグには家庭用コンセント(100V)の200倍以上に相当する2万~3万Vもの高電圧がかかります。この電圧に耐えられず絶縁破壊が起きると漏電してしまい、適切に火花を飛ばせなくなってエンジンの始動や走行に支障をきたします。

  • 耐熱衝撃性

    爆発時の約2,000℃から吸気時の冷たい空気による急冷まで、激しい温度変化にさらされます。この過酷なサイクルを繰り返しても、セラミックスや金属が膨張・収縮で割れたり壊れたりしないタフさが求められます。

  • 高圧気密性

    エンジン内部は爆発によって強い圧力がかかります。スパークプラグのネジ部や部品の隙間からガスが漏れると燃焼効率が悪くなるため、金属パッキンや特殊な粉末で密封する必要があります。

  • 着火安定性

    点火サイクルにおいて常に一定の強い火花を飛ばす必要があります。電極の形を工夫したり、イリジウムなどの貴金属を使って「火花の飛びやすさ」を維持することで、燃費や加速性能を支えています。

  • 耐腐食性

    燃焼ガスには水分や化学物質が含まれており、非常にサビやすい環境です。耐腐食性に優れたメッキを主体金具に施すことで、腐食を抑制しています。

LIFESPAN & REPLACEMENT

スパークプラグの
寿命と交換目安

とはいえ、どんなにタフなスパークプラグも、数千万回の爆発を支えれば少しずつ消耗します。

一般プラグ(ニッケル)
1.5万 〜2万km
長寿命タイプ(イリジウム等)
〜10万km
プレミアムRXプラグ(ルテニウム)
〜12万km

※記載の交換距離は普通自動車の場合のおおよその目安です。
お車の特性または使用環境によって異なります。

世界中で走る数多くの車両。
その一台一台を支え続け、地球環境にも配慮しながら、
人々の移動を「持続可能(サステナブル)」なものにしていくこと。
それが、私たちNiterraグループの果たしていくべき重要な役割です。

OUR TECHNICAL STRENGTHS

NGKスパークプラグの
技術的強み

  • STRENGTH

    高い絶縁性能を発揮する
    「セラミック素材技術」

    2万~3万Vの高電圧を絶縁し、確実にスパークさせる。これを可能にしているのがNiterraグループが長年にわたって培ってきたセラミック素材技術です。過酷な環境下に耐えることのできるこの素材が、エンジンの安定した動作を支えています。

    Niterraグループの技術
  • STRENGTH

    量産ノウハウが生み出す
    「高精度×低コスト」

    セラミックスの粉末をプレス成形した後に所望の形状に研削加工し、連続炉で焼成する製造ラインで安定した品質の絶縁体を大量生産することが可能です。この量産技術と品質管理体制により、世界中で均一な品質を実現しています。

    製造工程
  • STRENGTH

    積み重ねてきた
    「信頼のブランド」

    創業時から続く技術と品質へのこだわりをDNAに、世界シェアNo.1を確立。過酷なレース環境でも安定した性能を発揮できるNGKスパークプラグは、世界中の自動車メーカーから大きな支持を得ています。

    NGKスパークプラグの歴史