日本特殊陶業 Recruit

Interview社員インタビュー

#03

グローバル規模で
ITセキュリティ強化をめざす──
SE×IT×監査で築くキャリア

K.N

2024年キャリア入社

  1. 2024年6月時点のものです。
    組織構成や名称等、現時点とは異なる場合がございます。

前職でSEや国内外のITセキュリティ・コンサルティングを経験してきたN。2024年、日本特殊陶業のIT監査課に転身し、海外拠点のITセキュリティ監査を実施しています。グローバルな仕事を求め、英語とITスキルでキャリアを切り拓くNの背中を追います。

監査から提案まで。状況に応じたアプローチでITセキュリティレベル向上を図る

Nが所属するITシステムカンパニー 統括管理部 IT監査課では、国内外のグループ企業のITセキュリティにおけるリスクを洗い出す活動を行っています。

「ITセキュリティの領域に特化した内部監査を実施しており、業務にはシステムとセキュリティの両方の知見が必要です。私は主に海外のグループ企業を担当し、海外担当者とやり取りしています。

IT監査課の人員構成は合計4名。具体的には、海外担当の私と国内担当者1名、上司1名、そして派遣社員1名で構成されています。ベンダーと協業しつつ、当社の約80部門に加えて、国内外の約40社のグルーブ会社に対するIT監査業務を遂行しています」

NはIT監査課の主任として、多岐にわたる業務のクオリティを担保し、完結させる役割を担っています。

「主な業務内容としては、国際基準を参考にした監査プログラムの作成や改善があります。作成した監査プログラムの手続きをベンダーが行い、指摘結果を共有いただくことで、指摘として相応しいかどうかをレビューします。業務の中には、タイムスケジュールや進捗のマネジメントも含まれています。

また、海外拠点に対して指摘の内容や指摘に対する改善策の説明、内部情報を含む監査の内容に関する質問対応などを、英語でやり取りしています」

Nは監査の仕事を行う上で、大切にしていることがあると言います。

「内部監査を行う際、杓子定規にチェックをして『できていません』と言うだけでは評論家と変わりません。単なるルールチェックで終わるのではなく、監査というツールを使ってリスクを洗い出し、ITセキュリティ強化のための提案をするよう心がけています。

われわれのミッションは海外拠点の抜本的なITセキュリティレベル向上です。さまざまな知識レベルの人々に対してそれぞれ状況に適した提案をすることが大切です。このコンサルティングが、自身の経験を活かせる部分であり、セキュリティの仕事のおもしろさでもあると思っています」

グローバルな環境で手に職を。
英語とITスキルを掛け合わせてキャリアアップ

高校、大学時代と英語を学ぶため、2度にわたる留学の経験を持つN。

「当初は『英語さえできれば食べていける』と考えていましたが、実際に行ってみると英語だけではなく、プラスアルファのスキルがないと海外で生活したり働いたりするのは難しいと痛感しました。

その時に『手に職』という考え方が芽生えました。もともとパソコンやゲームが好きだったこともあり、英語とITを組み合わせたキャリアをめざすことになったんです」

卒業後、Nはアウトソーシングを行うITサービスの会社に就職し、大手SIerが運営するデータセンターでオペレーション業務やシステム運用設計などのキャリアを積みました。そして、自動車メーカーのグループ会社へと転職します。

「そこでは派遣先で情報セキュリティに従事し、国内外のITセキュリティ監査やコンサルティング業務を行いました。ルール整備などを通して、セキュリティのおもしろさを知ったのはその時です。

その後は自社に戻ってセキュリティとSEの両方を担当し、さらに直近2年半は法定監査のITセキュリティに携わりました。SE、セキュリティ、監査という異なる分野の経験を積み重ねた経験が、現在のITセキュリティ監査の仕事につながっています」

SEとセキュリティのスキルをもとに、英語を生かせるグローバルな環境で仕事をしたい。そんな想いが芽生えたNは、再び転職を考える中で日本特殊陶業と出会います。

「海外で働けるチャンスがある場所でキャリアアップしたいと考えるようになりました。そこで転職支援サービスに登録したところ、経歴を見た当社の人事担当者から『ダイレクトスカウト』が届いたんです。実は当社の海外子会社に応募していたところだったので、縁を感じましたね。

入社の決め手となったのは、自身の希望と会社のタイミング次第で家族との海外常駐のチャンスがあるということ、また監査以外の方法も含めて海外で働く機会が多いことです。ITと英語を伸ばしていきたい自分にとってたいへん魅力的だと感じました」

密なコミュニケーションがカギ。
監査とグローバルガバナンスの観点で取り組む

入社して早々、Nは滞っていたITセキュリティ監査に取り組みます。

「当初は1〜2カ月の教育期間を経て監査に入るイメージでしたが、スケジュールの遅れにより3月末までに監査を完了させるミッションに直面することに。ベンダーの協力を得ながら、なんとか期限内に監査を終えることができました。組織の風通しが良く、とくに上司とは率直に相談でき、その場で決断してもらえる環境だったことがスムーズに仕事を進められた要因のひとつです。

この経験は時間的にも労力的にも大変でしたが、達成感がありました。また、定期的に打ち合わせをするなどの工夫をして海外の担当者たちとコミュニケーションを密に取り、周囲との良好な関係作りに努めたことが、その後の監査にも有効に働いていると感じています」

現在は、監査以外の分野でも取り組みを進めています。

「まだ道半ばですが、『グローバルガバナンスの観点で今年10個提案をあげよう』というKPIを立てて取り組みを進めています。当社は日本が本社である中で、他国の独立性を保ちつつどのようにガバナンスを効かせるかが難しい課題としてあります。

たとえば、USBメモリーについて。日本ではほとんど使用されなくなっていますが、海外では今も活用しているところがあります。USBメモリーの業務利用を禁止する方針を一律で適用しようとすると、各社からは『実際業務で利用しているため、禁止されたら業務ができない』といったアレルギー反応のようなものが予想されます。その場合は、特定のUSBのみ利用許可できる仕組みがあることを説明する流れになると予想されます。

日本の文化や習慣を押し付けず、かつ現地のITセキュリティレベルを向上させるバランスの取れたアプローチを、いかにしてワンチームとして実現できるか。まだ試行錯誤の段階ですが、このようなグローバルな課題に関わり、自分の考えを提案できる環境は貴重だと感じています」

グローバルでセキュリティを推進・浸透させる立場をめざして

日本特殊陶業に入社してまだ1年もたっていないにも関わらず、大きな役割を担って活動を続けるN。在宅勤務やフレックス制度をうまく使い分けながら勤務しています。

「当社ではフレックスタイム制を採用しており、私も利用しています。通常は8時半からの業務開始ですが、朝子どもを保育園に送ってから出社するため、9時からの開始としています。

基本的には出社してメンバー間と密にコミュニケーションを取るようにしていますが、家庭の事情等で在宅勤務をしたいときなどは、在宅勤務を利用しています。比較的自由度が高く、働きやすい環境だと感じています」

Nは、日本特殊陶業ならではのグローバルな環境を活かしたキャリアプランを描いています。

「直近の目標は、海外拠点でキャリアを積むことです。当社だからこそできる海外での経験を積んだ後、本社に戻ることを考えています。セキュリティ分野が第一希望ですが、監査やIT部門など会社の判断によって異なる可能性もあります。

中長期的には、グローバルでITセキュリティを推進・浸透させる立場をめざしています。アセアン、北米、ヨーロッパなど特定のエリアを管理できるポジションに就くことが理想です」

さらに、同社で活躍できる人物像について持論を語ります。

「自ら考えて提案できる人が向いていると思います。具体的な指示を待つのではなく、自分の意見や大志を持っている人が求められているのではないでしょうか。

単に与えられた仕事をこなすだけでなく、『こんなことをしたい』という想いを持っている人の方が活躍できると感じています。自分の中でモチベーションを持ち、多少の困難があっても乗り越えられる人であれば、どんどん活躍の場は広がっていくと思います」

最後に、Nは社内SEとしてグローバルで積極的な活動を考えている方々にメッセージを送ります。

「SEのまま終わりたくないと思っている人たちに、当社では次のチャンスが広がる可能性があると強調したいです。SEにプラスアルファの付加価値をつけたい人には、セキュリティや監査、さらにはまったく異なるDXのデータ分析やAIなどの分野への挑戦の機会があります。

また、愛知県では大規模なグローバル企業が限られる中で、当社は海外も視野に入れられる選択ができる貴重な企業だと思います。キャリアの選択肢の幅は広がるのではないでしょうか」

グローバル規模のITセキュリティレベル向上に、柔軟なコミュニケーション力と提案力で貢献するN。その意欲的な取り組みは会社のグローバル展開を支える新たな推進力となり、日本特殊陶業のさらなる成長を牽引していくことでしょう。

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