日本特殊陶業 Recruit

Interview社員インタビュー

#04

理想のITキャリアが築ける場所へ。
コンサルタントを経験して見えた
ニットクの可能性

M.D

2020年キャリア入社

  1. 記載内容は2024年8月時点のものです。
    組織構成や名称等、現時点とは異なる場合がございます。

2020年の入社後、退職してコンサルタントを経験し2024年に再入社を果たしたM。現在はCSIRTチームでインシデント対応とグローバルSOCの構築に携わっています。セキュリティスペシャリストの立場から再び日本特殊陶業を活躍の場に選んだ理由やITに携わる醍醐味を語ります。

進化するセキュリティの最前線。
言葉と文化の壁を越えて、未知の脅威に挑む

ITシステムカンパニー統括管理部ISMS統括課CSIRTチームに所属するM。現在はインシデント対応とグローバルSOCに携わっています。

「海外法人も含め、国内外で起きている情報漏洩など多様なセキュリティインシデントへの対応を主に担当しています。また、セキュリティインシデントを未然に防ぐために必要なシステムの導入検討から運用までを一貫して行っています。

現在、チームは主任と私を含む3名のメンバーの計4名で構成されています。私は普段、海外向けの仕事をメインに行っているため、英語を使用することが多いのですが、チーム内では日本語によるコミュニケーションが中心です。十分とは言えない私の日本語能力にメンバーが配慮してくれているおかげで、非常に仕事がしやすいと感じています。互いを理解し合える環境で働けることは、本当にありがたいですね」

国内32、海外61の93拠点をグローバルに展開する日本特殊陶業。各担当者の技術レベルはさまざまなため、セキュリティ担当者には、各拠点の現状に応じた対応と対策が求められます。

「セキュリティ対策が不十分な拠点もあれば、逆にグローバルヘッドクオーターよりも進んでいる拠点もあります。技術力が高い担当者やセキュリティチームが活躍する大規模な拠点の場合、特定のソリューション導入計画などについて簡単な説明で十分ですが、小規模な拠点では、タスクを一つひとつ丁寧に説明し、進捗状況も細かく確認しなくてはなりません。

私は本社を代表して方針や要求を伝える立場として、密なコミュニケーションを通じて各拠点の担当者のリテラシーや理解度を把握し、知識やスキルのレベルに合わせて説明の方法を調整しています」

近年、セキュリティ態勢が格段に強化されていると言います。

「セキュリティという分野の特性上、常に新たな脅威に対応する必要がありますが、計画している対策や必要不可欠な施策を着実に実現できるようになったと感じます。

以前はチームが立ち上がったばかりで組織体制が整っておらず、少人数ですべてのセキュリティインシデントやリスク対応に当たっていました。現在は専門性を持った対応や予防的措置の実施など、より体系的かつ効果的なセキュリティマネジメントを行えるようになっています。

また現在、グローバルSOCの構築をめざして取り組んでいますが、プロジェクトは順調に進行中です。さらに、セキュリティガバナンスの強化やインシデント対応プロセスの標準化など、これまで拠点ごとに個別に行われていた取り組みを、グローバルレベルで統一できるケースも増えてきました。

さらに、高度な標的型攻撃シミュレーションやランサムウェア感染対応など、セキュリティ担当者を対象としたインシデント対応訓練を定期的に実施しています。フィッシングメールが届いた場合など、一般従業員向けの初歩的な対応しかできていなかった以前と比べると、これは飛躍的な進歩です」

エンジニアが描く越境キャリアの軌跡。
理想の職場環境と自己実現を求め日本へ

インド出身のM。母国の教育機関でITの基礎知識を身につけました。

「大学ではコンピューターサイエンスとプログラミングを、大学院ではシステムセキュリティを専攻しました。世界中のブラックハッカーたちは“システムを壊す”ことをやっていますが、私はその悪い目的ではなく、システムをもっと強くするために、一度“システムを壊す”。

そして悪いところや弱いところなど課題点を洗い出し、さらに強固なシステムを再構築していく。その過程におもしろさを感じ、システムセキュリティを専攻したんです」

一方で、海外文化への関心をきっかけに日本語を学び始めたのも学生時代でした。

「大学在籍時、私立の言語学校で芸術の勉強と並行して約3年間、日本語を学びました。大学院卒業後も含めると、計5年間ほど勉強したと思います」

その後、Mはセキュリティと日本語の知識を活かせる環境を求めて日本へ。2020年のことでした。

「日本企業への就職を紹介するプログラムに参加して出会ったのが日本特殊陶業です。当時、当社のセキュリティチームの規模は決して大きくはありませんでしたが、自分のスキルを存分に活かせる職場だと感じ、入社を決めました」

語学力が十分ではない中での来日でしたが、不安はまったくなかったと言います。

「学生時代にインドで生活する日本人をサポートするアルバイトをしていました。そこでたくさんの日本人の友達ができたことが大きな安心材料になりました」

入社後、情報システム部に配属されたM。ICT推進課でGoogle製品のサポートなどを担当しました。

「当社での使用頻度が高い製品のユーザー対応や、さまざまな製品の導入検討を約1年半担当しました。チームのメンバーは非常に協力的で、仕事だけでなくプライベートでも交流する機会が多く、とても仕事がしやすい環境でした」

やりたいことと共に働きたい仲間がいると気づいて。
日本特殊陶業への再入社を決意

入社から2年後、Mはセキュリティのスペシャリストとして技術力をさらに高めたいという想いを抱くようになりました。

「当時の当社では、最先端のWebアプリケーションセキュリティやモバイルセキュリティなどの分野に関与する機会が限られていました。そのため思い切ってセキュリティコンサルタントに転職。多様な業界のクライアントシステムに対する脆弱性診断や侵入テストを通じて、実践的なセキュリティスキルを磨きました」

コンサルタントとしての経験を通じて、自身の市場価値を大きく高めたM。しかし社風になじむことができず、インドに帰国したMは、そこで別のITコンサルティングファームに就職しました。

「ITコンサルティングファームで働きながら、ある考えが頭をよぎります。コンサルタントはあくまで第三者として提案する立場であり、最終的な意思決定権はありません。一方、事業会社であれば、提案から導入、運用までを一貫して担うことができます。自身のアイデアが具現化される過程を直接見届けられる点を魅力的に感じ始めました」

退職後もMのことを心配して、日本特殊陶業の上司がたびたび連絡をくれていました。

「その上司から会社の現状について知らされ、自分のやりたいことができる環境が整いつつあると感じて強く惹かれたのを覚えています。また、私の妻も日本語や日本文化に興味を持っていて、彼女が日本で就職したいと考えていたこともあって、再び日本へ。日本特殊陶業への再入社を決めました」

当時の情報システム部で、Mを迎えたのは以前と同じ顔ぶれ。周囲の反応は非常に好意的だったと言います。

「同僚たちは、『よくぞ戻ってきた』と歓迎してくれました。また、再入社を決意できたのは、退職後もずっと私を気にかけてくれていた上司がいたからこそ。やりたいことができているかどうかを現在も定期的に確認してくれるなど、私にとって最大の理解者です。おかげで以前と同様、非常に働きやすいと感じています」

多様性が育むイノベーション。働きやすい環境を強みに、さらなる高みへ

2024年に再入社を果たしたM。以前と比べてミスコミュニケーションの頻度が大きく減少したと言います。

「海外拠点とのやり取りでは、情報を伝える側と受け取る側のあいだに、どうしても認識の相違が生じがちです。しかし、以前の在籍時と比較して、そうした齟齬を非常にすばやく解消できるようになりました」

一方で、約2年間のコンサルタント経験が現在の業務に大いに活かされています。

「コンサルティングファームでの技術的知識の向上は、私にとって大きなアドバンテージとなりました。また、現在のポジションでは、相手にうまく情報を伝える能力が求められます。各拠点の担当者が理解できるかどうかを考慮し、注意すべきポイントを意識しながらコミュニケーションを取れるようになったことも、業務効率化に寄与しています。仕事の進行が格段にスムーズになりました」

再入社してまだ半年ほどですが、以前にはなかったおもしろさも感じているとMは話します。

「海外拠点とカジュアルな形式で定例会を実施しているケースもあります。当社の課題に対して率直に意見交換を行ったり、ナレッジを共有したりする機会があり、非常に有意義な活動ができています。

また、セキュリティ関連の人員が大幅に増加し、組織内でのチーム分けも進んで、メンバーの技術力が向上しました。経営陣からの期待を肌で感じられ、大きなやりがいとなっています」

Mが存分に力を発揮できているのは、働きやすい環境があるからこそ。他社を経験してきた立場から、日本特殊陶業の魅力についてあらためてこう話します。

「成果が確保されれば、アプローチ方法を自由に変えられる柔軟さがあります。また、在宅勤務やフレックス制度が導入されていて、非常に働きやすい職場です。私のほかにも複数の外国籍のメンバーが活躍しており、互いを尊重し合う多様性とインクルーシブな文化が醸成されているのも当社の大きな特長だと思います」

今後ますますの拡大が期待されるCSIRTチーム。新しい仲間に向けて、Mはこんな言葉で呼びかけます。

「私が活躍できているのは、案件の内容を深く理解し、上司や同僚たちとめざすべきゴールを共有して円滑に仕事ができているからです。私と同じように、セキュリティに興味があり、確固たる意見を持ちながらチームワークを発揮できる方を歓迎します」

そんなMの目標は、セキュリティ技術の最先端を追求し続けること。スペシャリストとして、これからもスキルと経験を積み重ねていくつもりです。

「セキュリティの分野では、日々新しい技術が生まれ、情報が更新されています。今後も自主的に学ぶ姿勢を持続し、組織の成長に貢献していきたいです」

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