Interview社員インタビュー
#05
会社の成長を支えるITの
ゼネラリストをめざして──
システム推進部主任の想いと展望
D.K
2023年キャリア入社
- ※記載内容は2024年12月時点のものです。
組織構成や名称等、現時点とは異なる場合がございます。
2023年にキャリア入社したK。長年システムエンジニアとして経験を積み、現在はITシステムカンパニーシステム推進部にて計画・物流業務システムの維持管理を担当しています。主任としてチームを率いながら、「全体を見渡せるゼネラリストをめざしたい」と言うKが、転職を経て描く未来の姿に迫ります。
- ITは事業拡大を支える重要な基盤──10年後を見据えた最適なシステム運用を
- ユーザーとの近さが生む利点──SIerから社内SEへの転身で得たスキルとやりがい
- 過去の経験と反省を活かして挑戦──システム刷新プロジェクトでつかんだ自信
- 全体を見渡す力で未来をつくる──物流から経営まで俯瞰するゼネラリストをめざして
ITは事業拡大を支える重要な基盤──
10年後を見据えた最適なシステム運用を
日本特殊陶業のITシステムカンパニーシステム推進部システム推進課に所属するK。現在、計画・物流業務システムの維持管理を担当しています。
「ITシステムカンパニーシステム推進部は、社内およびグループ会社のIT開発、業務システムやインフラの運用保守を担う組織です。
その中でシステム推進課は、会計や購買といった一般的な業務システムに加え、製造業特有の生産管理系システム、販売物流系システム、製造・出荷の計画を立てるシステムなどがあり、私の担当では計8システムの運用保守を担っています」
具体的な業務は、主に社内ユーザーからの問い合わせ対応、システムの仕様変更、トラブル発生時の早期復旧など多岐にわたります。
「システムの維持管理といっても、受け身の対応だけではありません。システムライフサイクルという考えにもとづき、老朽化したシステムを刷新していくことも保守運用業務の1つです。2〜3年後、さらには10年後も見据えた最適なシステム運用を考えながら、能動的に業務を進めています」
そんなKは現在、主任として約7名のチームを率いています。
「社員は私含め2名で、それ以外は外部のベンダーの方々で構成されたチームです。メンバーの手が止まったり指示待ちになったりしないよう、各案件の目的をしっかりと伝えることを心がけています。
また、チーム全体が能動的に動けるようベンダーの方にもサブリーダーの役割をお願いしています。社員は新入社員ですが、かなり能動的に動いてくれており、メンバーに恵まれていると感じています」
ITの重要性は、日増しに高まっています。不可抗力による大規模なシステムトラブルが発生した際には、KたちITシステムカンパニーの要員は総力をあげ早期復旧を実現し、経営陣からも評価を得ました。
「当社は今後、さらなる成長とそれに伴う改革が必要になってきます。売上規模としても1兆円、2兆円をめざしていくだろうと私個人としては感じています。そのためには大量の物量処理や業務プロセスの自動化が必要不可欠です。ITは事業拡大を支える重要な基盤であり、そのプレゼンスは、今後さらに高まっていくと思っています。
また今後、IT組織全体として、本格的にITの運用業務高度化に向けて取り組んでいく予定です。運用業務効率化やセキュリティ強化、先進技術活用の観点からも、これまでの在り方を抜本的に見直し、改善案を策定し、それを実行および軌道に乗せるチャレンジングな取り組みとなります。
社内はもとより、社外からも認められるIT運用の在り方にしていけるよう個人としても全力で取り組んでいきたいと考えています」

ユーザーとの近さが生む利点──
SIerから社内SEへの転身で得たスキルとやりがい
IT企業のシステムエンジニアとして、社会人のスタートを切ったK。
「最初の職場では、商社向けの販売管理システムを中心に、会計システムや就業管理・人事給与システムの開発・保守に携わってきました。プログラミングやテストの経験を積むところからスタートし、段階的に要件定義、設計、プロジェクト管理などのスキルを習得することができました。
とくに大きな財産となったと実感しているのは、システムの開発プロセス・品質管理プロセスを学べたことです。SEやPL(PM)として、お客さまとコミュニケーションを取りながら『本当に必要なものは何か』を聞き出し、それを形にしてかつ品質の良いものを提供するという一連の流れを経験できました」
その後、他企業での経験を経て、2023年に日本特殊陶業へ転職。転職を決意した理由は、一企業のシステム全体を俯瞰的に見たいという想いからでした。
「以前は、就業管理システムや販売管理システムといった1つのシステムをお客さまに納入して終わりでした。SIer側の立場ではなく、実際にシステムを使う側の会社に入って、全体のシステムのつながりを俯瞰する立場に立ち、全体最適化を提案・実現していきたいと考えていたことから社内SEへ転職を決意しました」
日本特殊陶業を選んだ決め手は、愛知県内での高い知名度と、成長企業としての将来性でした。
「事業として成長している会社だと感じましたし、その一員になりたいという想いがありました。また、面接を通じて、システムの全体を見ていきたいという私のキャリアプランと、会社の方向性が一致していると感じられたことも決め手の1つです」
入社後、過去に培った領域だけでなく、製造業ならではの計画業務システムという未経験の領域にも挑戦することになりました。その際、社内SEならではの環境が役立ったと言います。
「社内SEの良いところは、ユーザーがすぐ近くにいることです。気軽に質問できますし、逆に直接相談を受けることもあります。この距離の近さは、新しい業務を理解する上で役立ちましたし、今でもその恩恵を感じています」
過去の経験と反省を活かして挑戦──
システム刷新プロジェクトでつかんだ自信
入社後、Kが印象深く感じているのは、基幹系システムのOS更新プロジェクトに関わった時のことです。
「会計、計画、購買、製造など、幅広い業務に関わる重要なシステムでしたので、多くのステークホルダーがいる状況でした。それをOS更新するにあたり、いろんな方を巻き込む必要があったんです。
もともと計画系の一担当者として参加していましたが、プロジェクト全体のコーディネートが必要な状況となった際に、上司の後押しもあり、私が全体の取りまとめ役を担当することになりました」
プロジェクトでは、大人数での意識合わせに苦心したと言うK。各自のイメージにずれが生じないよう図式化を行いました。
「新旧システムの構成を図解し、必要なテスト項目や切り替え手順を可視化することで、みんなが同じ方向を向けるようになりました。最初は一部の人だけが全体像を理解した上で話を進めてしまい、メンバー全員に内容が伝わっていないという課題もありましたが、上司からの助言を受けて、視覚的な資料を追加し、あらためて説明し直すことで解決できました」
そうした取り組みの結果、品質を確保しながら無事に切り替えを完了。この経験はKにとって大きな自信となりました。また、最初の職場での経験も活かせたと言います。
「お客さま先にシステムを導入するにあたり、視覚的な資料作成の習慣がありましたし、優先順位やゴールを決めてからスタートするということも徹底してきました。また、納期を遵守するためのマインドもその頃の経験から得られたものでした」
さらに、過去の反省点も改善できました。
「以前は自分でタスクを抱え込んでしまうという状況があったんですが、今は意識的に他の人に頼むことができるようになったことが、転職して成長できたポイントだと思っています。
また、社内でのコミュニケーションも、社内ユーザーとの距離が近いことを活かし、困った時にすぐに相談に行くなど、よりフットワーク軽く動けるようになりました」

全体を見渡す力で未来をつくる──物流から経営まで俯瞰するゼネラリストをめざして
入社以降、日々成長を感じながら仕事ができていると語るK。ITという分野で、会社をバックエンドから支える重要な役割を担っていることに誇りを持っています。
「とくに保守部隊として、ユーザーとの距離の近さを活かし、困っていることを一緒に解決していけることにやりがいを感じています。
また、システム推進部が全社にプレゼンスを発揮できる影響力のある部署だということも魅力の1つですし、将来の当社のITのあり方について、10年先を見据えた議論ができる環境があることも大きいです。上長との関係性を含め人間関係も良好で、会社に来ることが単純に楽しいです」
また、働き方の面でも満足度が高いと言います。
「子どもの保育園への送迎が始業時間と重なってしまうのですが、フルフレックス制度のおかげで柔軟な対応が可能です。在宅勤務制度も整っているので家族の体調不良時にも在宅で看護できます。
また、水曜日の強制的な定時退社制度はリフレッシュに効果的で、業務も円滑に回っています」
Kは、当社で活躍できる人物像についても明確なビジョンを持っています。
「多様性があっていいと思っており、とくに自分の軸をしっかりと持っている方が入社されるといいなと思います。私の場合はQCDのうちのQuality(品質)を重視する軸がありますが、同様に『自分はこうしたい』という想いを持って発言できる方が望ましいですね。
一方、現在のメンバーはスペシャリスト志向の方が多いと思うので、今後は全体を見られる人材も必要だと考えています。そして何より大切なのは、コミュニケーションを楽しめる姿勢です」
IT部門では、さまざまな課題に直面することもあります。そんな時こそ、発言力が重要になってきます。
「判断に迷う時に、『これが課題だと思います』というレベルでもいいので、何か発言できる人がいるとすばらしいと思います。たたき台を出せる人がいると、そこを軸に議論ができますから」
そんなKがめざすのは、全体を俯瞰できるゼネラリストです。
「物流だけでなく製造・会計など他の領域や、インフラにも手を出していきたいですし、会社全体のITの仕組みを俯瞰できるようになりたいです。各システム間のつながりや業務プロセスを理解し、営業部隊と製造部隊の連携なども見通せるようになりたいと考えています。
そのために、日本特殊陶業独自の業務内容をより吸収したいですし、複数プロジェクトが同時並行した時に調整できるプログラムマネジメントのスキルも磨きたいと思っています。
将来的には、会社の発展に向けて経営方針や外的要因を踏まえたシステムのあり方を提言できる人材になることが今の目標ですね」
キャリアチェンジを経て、やりがいと明確な目標を見出したK。ITスキルと経験を武器に、これからも成長を続けていきます。