日本特殊陶業 Recruit

Interview社員インタビュー

#06

「難しい課題」に燃える情熱──
異業種からの転職者が語る
日本特殊陶業の魅力と可能性

T.H

2024年キャリア入社

  1. 記載内容は2024年6月時点のものです。
    組織構成や名称等、現時点とは異なる場合がございます。

医療機器メーカーでの勤務を経て、2024年に中途入社したT.H。前職で培ってきた幅広いスキルを活かして、モビリティ分野に留まらず幅広いプロジェクトに参画しています。「自分のスキルをフルに活用して『総合格闘技』のように働けるのが楽しい」と微笑むT.Hが、これまでの歩みや今後の展望を語ります。

グローバルな視点で「自動車の未来」を描く──
入社半年で挑む製品戦略と業界変革

2024年1月に入社したT.Hは現在、モビリティビジネスカンパニー市販統括部製品戦略課に所属しています。

「市販統括部の主な役割は、補修市場向けに当社の主力製品である車用のスパークプラグやセンサなどのグローバル戦略の立案、販売管理をすること。これらの部品は自動車メーカー、そして車部品商社や整備工場という大きく2つの販路で販売されています。

私が所属している製品戦略課では、グローバルな視点で製品戦略の立案・推進をしています。たとえば、世界的な仕様変更や品番統合を進めているほか、将来を見据えて新たな商材の開発・導入も検討しています」

T.H自身はPAMA(アメリカ・カナダ・メキシコ・オーストラリア)やアジアの一部の地域を担当。スパークプラグとセンサに関する幅広い業務に携わっています。

「現在、既存事業の推進と新規事業の開拓の2つに着手しています。既存事業では電気自動車の普及に伴う市場変化に適応するため、補修市場での収益力強化に尽力しています。一方、新規事業では将来の需要減少が想定される中で、当社のノウハウや技術を活かして新たな商材を開拓しています」

入社から6カ月ほどにもかかわらず、すでに幅広い分野で活躍するT.H。全社で取り組む大きなプロジェクトにも参画しています。

「全社で取り組む『SCRUM』というプロジェクトの中の『品番統合』に参画しております。このプロジェクトは、全世界で販売中の多数の品番に影響を与えるため、世界中のスタッフと協力してプロジェクトを進めているところです。IT業界で広く用いられるSCRUMという言葉を用いた背景には、『部門のコラボレーション向上を促し、インパクトの大きな仕事をみんなでやりきろう』という当社なりの意気込みが込められています。

このプロジェクトは、『ピークアウトを迎える次の10年においても会社を支え続けるため、全組織/役割の明確化、グローバルサプライチェーン、エンジニアリングチェーン、それらを支える仕組みの変革を、部門の壁を超えてやりきり、モノと情報の流れをよくする』ことを目的としており、私自身、前職で技術と営業、両方の経験があるため、これらの要素を俯瞰的に見ながら業務に参加しています」

入社から間もない中でバリューを発揮できるよう、以下のようなことに気をつけていると語ります。

「最も大切にしているのは正直でいることですね。現状を包み隠さず言うことを大切にしているので、時には『それは無理です』とはっきり断ることも。当社の社風としても正直な人が多いので、率直に意見を言いやすい雰囲気だと思っています。加えて、世界中のメンバーと関わる仕事なので、一人ひとりの意見にできるだけ耳を傾けるように心がけています。

そして何より、今はまだこの業界の『勘』がつかめていないので、何かを判断する時には金額や数量といった具体的な『数字』を根拠にすることを意識しています」

アメリカでの経験を日本で活かす。
グローバル人材が語る「ものづくり」への回帰と進化

T.Hは工業高等専門学校卒業後、医療機器メーカーに入社して幅広い経験をしてきたと言います。

「工学系の学校で医療関連の研究をしていたことから、医療機器メーカーへの就職を決めました。入社当初は商品開発に従事。その後アメリカへ赴任して、プロジェクトマネジメントやプロダクトマネジメントに携わりました。

コロナ禍の影響なども相まって、次第にマーケティングや営業にも携わることになり、入社当初思い描いていたよりもはるかに幅広い業務経験を積ませてもらいましたね」

アメリカでの勤務が長かったこともあり、自然とグローバルな視野で物事を見られるようになったと振り返ります。

「製造業の知識だけでなく、英語力も鍛えられたことは、今の私の強みになっていると感じます」

多方面で活躍していたT.Hでしたが、徐々に新しい環境へ思いを馳せるようになります。

「転職を考える中で出会ったのが日本特殊陶業。岐阜県出身の私にとって、地元に近い名古屋でシェアナンバーワンのグローバル商材を扱う仕事ができるということは、願ってもいない環境でした。また、面接で出会った人事部の人々や今の上司にあたる人も温かくて。その人柄にも惹かれました」

こうして日本特殊陶業へ入社したT.H。現在の仕事について「総合格闘技的な働き方」と評します。

「前職で経験がある分野については前職との比較をしつつ、その輪郭をつかんでいきました。一方で、商品知識についてはわからないことだらけでしたが、同僚が親身に教えてくれたことで、つかみ始めています。とくに今は『SCRUM品番統合』に参加していることで、製品情報だけでなく、物流、製造、営業など幅広い分野を俯瞰して見られて、学びが大きいですね。

もともと工学を学んでいたことと製造業での経験があるので、製造業の一連のプロセスがわかることと技術課題もわかること、マーケティングにも精通していること、そして英語が話せること。すべてのスキルが活かせて、今仕事がとても楽しいです」

驚きの品質と温かい社風──
異業種経験者が見出した日本特殊陶業の魅力と可能性

仕事が楽しくて仕方がない──そう語るT.Hは現在、モビリティ分野以外の新規事業にも参入しています。

「入社2カ月後あたりから、新規事業である産業用ガスエンジンのプロダクトマーケティングにも携わっています。既存のモビリティ事業とは異なるビジネスなので、新たな課題にぶつかることもありますが、日々ワクワクしながら仕事に励んでいます。

初めはアメリカのチームとタッグを組み、売り上げ向上をめざしてきました。アメリカのメンバーともたくさんコミュニケーションをとってきたので、相手の考えや置かれている環境がわかってきてスムーズに指示できるようになってきたのは手応えを感じますね。加えて最近では、別の国の新たな需要開拓にも携わっており、新しいビジネスを構築する楽しさを感じています」

一方でグローバル企業だからこそ感じる難しさもあると言います。

「多様な価値観の人々が集まって仕事をするので、相手の意見をしっかり聞くことが重要な一方で、聞きすぎると物事が進まなくなってしまうんです。物事を円滑に進めるにはタフなマインドと、強いリーダーシップが必要ですね。私自身も周囲の意見に耳を傾けつつも、必要に応じて大きな声で主張するバランス感覚を大切にしています」

入社からこれまでの経験で当社の技術や文化には、よい意味で驚かされていると言います。

「私が当社に入って一番驚いたことは、製品の不具合の少なさ。メーカーというと、製品不具合の対応に手を焼くことも少なくないと思いますが、当社ではそれがほとんどありません。どんな製品も自信をもって販売できる、よい循環が生まれていると思います。販路やセールスフォースも整っているので、アイデアを素早く実行に移せるリソースもあります。

加えて、入社前から感じている社員の人柄のよさも魅力です。グローバル企業というだけあって多様性に理解があり、親切で温かいメンバーと一緒に仕事ができるので、安心して業務に集中できます」

また当社に入社したことで、働き方に対する考えにも変化が生じたと言います。

「実は、私はもともとあまりワークライフバランスや働き方という概念に興味がなかったんです。しかし、当社に入社して在宅勤務や柔軟な勤務時間など自分の裁量でスケジュールを管理できるようになったことで、仕事の生産性がかなり上がりました。ここへ来て初めて『働き方って重要だな』と思いましたね」

「自立創造」で切り拓く未来──
グローバル企業で芽生えた新たなキャリアビジョン

入社から間もないにもかかわらず、さまざまな業務に手を広げるT.H。さらに水面下では、自らが主導する新規プロジェクトの提案にも取り組んでいると語ります。

「将来の明確なキャリアパスは定まっていませんが、さまざまなプロジェクトに関わってリーダーシップをとっていきたいという思いはあります。ちょうど今まったく新しいプロジェクトをスタートさせるために、準備を進めているところです。実現するかどうかはやってみなければわかりません。

しかし、時代の変化に合わせて自社で新たな製品を企画・開発し、その販売方法まで計画していくことに挑戦したいと考えています。

このプロジェクトが実現化すれば、想像以上の大きさのビジネスに発展していく可能性もあると思うんです。難しい課題に飛び込んでいく怖さもありますが、うまくいけば結果が目に見える形で残り、きっと強い満足感を与えてくれるでしょう。難しい課題を解決した時ほど、強い達成感や喜びを得られると信じています」

新しいプロジェクトを自分の手で推し進めていくために、目の前の業務にもしっかり注力しています。

「新しいプロジェクトで協力を得るためにも、今はまず任された仕事でしっかり成果を出して『信頼残高』を積み上げていきたいですね。さまざまなプロジェクトを通じて多くの人々と関わり、協力体制を築いていきたいです」

これからもますますの活躍が期待されるT.Hは、日本特殊陶業の魅力についてこう語ります。

「当社の1番の魅力はグローバルに活躍できる環境があることでしょう。また、豊富なリソースを用いて自社で主体的に事業を展開できる立場にあることも、非常に魅力的だと思います。

また私は、今当社は大きな過渡期にいるのではないかと感じています。『SCRUM品番統合』など時代の波に合わせたプロジェクトも進んでいるほか、新しいプロジェクトを自ら作っていけるような『自律創造人財』が求められているように感じるんです。ですから、豊かな土壌で新しいことに挑戦したい方、チャレンジ精神のある方にこそ、ぜひ一緒に働いてほしいですね」

難しい課題にぶつかるほど気持ちが熱く燃え上がると語るT.H。楽しく生き生きと仕事をする背中に、多くの仲間が集うことでしょう。

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